千曲バス株式会社 令和2年度安全方針
千曲バス株式会社では、運輸安全マネジメント導入に伴い、全社員が一丸となり安全の確保に取り組んでまいります。
運輸安全マネジメントに関する取組み
- 1.輸送の安全に関する基本的な方針
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- 安全方針
「私たち千曲バス社員は公共交通機関として運送の安全を図ることが社会に尽くす重大な使命であることを自覚し、事故防止に努めています」
- 社長及び役員は、輸送の安全確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内において輸送の安全確保に主導的な役割を果たしてまいります。
- 弊社は輸送の安全に関する計画の策定・実行・チェック・改善(Plan Do Check Act)を確実に実施し、安全対策を不断に見直すことにより、全社員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全性向上に努めます。また、輸送の安全に関する情報については、積極的に公表いたします。
救命訓練
事故対応合同訓練
- 2.輸送の安全に関する重点施策
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- 輸送の安全確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全管理規定に定められた事項を遵守すること。
- 輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努めること。
- 輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置または予防措置を講じること。
- 輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達、共有すること。
- 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを的確に実施すること。
- 健康に起因する事故を防止する為、定期健康診断だけでなくSAS(睡眠時無呼吸症候群)検査・脳ドック・ストレスチェック等を実施し、健康状態の把握と健康管理に努めること。
- 3.輸送の安全に関する目標・計画及び当該目標の達成状況
- 令和元年度の目標達成状況
- 平成30年度有責事故件数47件に対し、10%削減を目標に事故防止に取り組み、27件発生と目標を達成することが出来ました。 しかし人身事故については目標0件に対し、2件発生となり未達成となりました。
- 令和2年度 安全目標
- 事故総件数 目標 前年度比10%削減(令和元年度件数 32件)
- 人身事故 目標 0件(令和元年度件数 2件)
- 有責事故発生件数 目標 前年度比10%削減(令和元年度件数 27件)
- 年間計画
- 事故防止対策委員会でのヒヤリ・ハットの分析、情報共有強化
- 観光バスガイドのバック誘導等の技術研修を行う
- ドライブレコーダーの記録を活用した事故防止教育の実施
- 社員研修会を開催し、事故防止意識の徹底を図る
- 社内に目標を掲示し、社内外の事故警報の迅速な発表、事故情報の公表を行う
- 全従業員に対し、健康診断・ストレスチェック等を実施し健康管理に努め、健康に起因する事故を防ぐ
- 4.事故統計
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- 自動車事故報告規則第2条に規定する事故
0件(令和元年度)
- 有責事故
27件(令和元年度)
- 5.安全に関する取組み
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- 交通安全運動と連動した「無事故運動実施中」タッグの着用
- 事故防止対策委員会による毎月の事故防止標語の掲示
- 管理職による立会点呼の実施
- 6.輸送の安全に関する費用・投資計画
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- 社員に対する研修・教育等
100千円(令和元年度実績 99千円)
- 健康診断受診料等(SAS検査・脳ドック等を含む)
4,000千円(令和元年度実績 1,443千円)
- 安全装備に係わる車両更新等
105,000千円(令和元年度実績 119,444千円)
ドライバー異常時対応システム(EDSS)搭載車両導入
非常ブレーキスイッチを押すことで車両が制動を開始し、段階的に速度を落とし停止することが出来ます。
運転者の急病による意識消失等、非常事態時に役立つ安全装置となります。
高速車両
定期車両
- 7.安全管理規定
- 別添による>
- 8.安全統括管理者
- 取締役統括本部長 小宮山 満明(平成29年6月17日 選任)
- 9.輸送の安全に関する内部監査の実施
- 内部監査を実施、監査結果を経営トップに報告。指摘事項については改善し、輸送の安全確保及び事故削減の取り組みを進めてまいります。